タピオカって何でできてるの?原材料や作られ方、安全性を徹底的に調査!

タピオカって何でできてるの?原材料や作られ方、安全性を徹底的に調査!

タピオカミルクティーに入っている、丸くてつぶつぶしていてとっても美味しいタピオカ。
黒いものや白いもの、最近ではカラフルなものもあったりして、味だけでなく見た目も楽しめたりしますが、タピオカがどんな原材料を元に作られているのか知らないで食べている方も多いと思いのでは。
今回は、タピオカの原材料や安全性などを調べてみました!

何を原材料に作られているのか意外に知らない『タピオカ』の謎

タピオカミルクティー

輸入食材屋さんで売られている乾燥した粒のタピオカは、原材料を見ると「タピオカ澱粉」と書かれていることが多く、タピオカ粉自体は白いたい焼きやミスタードーナツのポンデリングなどのスイーツに使われていることは結構知られています。

では、タピオカ粉は何からできているのでしょうか。原材料や作られ方、安全性も気になります。その見た目から、冗談半分で『カエルの卵』などと言われてしまうタピオカの正体は一体何なのか、一緒に探っていきましょう。

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知っているとちょっと自慢できる!?タピオカの原材料とは

タピオカの原材料は『芋』だった!?

こちらの写真の植物はサツマイモみたいですが、これはキャッサバというトウダイグサ科イモノキ属の植物の根茎。そう、タピオカの原料の正体はこのキャッサバという植物でした。
キャッサバはナイジェリア、ブラジル、インドネシアなどの熱帯エリアで栽培されている植物で、日本でも静岡県などで栽培されています。

このキャッサバの根茎にたくさん含まれている澱粉(でんぷん)を取り出して乾燥させたものがタピオカ粉です。そして、このタピオカ粉を加工して作られるのがタピオカパールで、水分と一緒に加熱することで、澱粉(でんぷん)のあのモチモチした食感が生まれます。

ちなみにブラジルではキャッサバはマンジョッカ(Mandioca)と呼ばれ、フライパンで焼いたモチモチなクレープのような料理の材料として使われています。

タピオカの名前の由来とは

タピオカと言えばタピオカミルクティー発祥の国である台湾がすぐ連想されます。でも、タピオカという名前の由来は中国語でも英語でもなく、ラテンアメリカの先住民族インディオの言葉であるトゥピ語ででんぷん製造法を「tipi’óka」と呼ぶことによると言われています。タピオカの響きってなんだか可愛い。

ちなみに、日本ではタピオカパールが入ったお茶はそのまんまの「タピオカティー」でおなじみですが、台湾では「珍珠奶茶」、海外では「バブルティー」や「ボバティー」や「パールティー」と呼んだりします。ハワイでは「モミティー」(モミはハワイ語で真珠)だとか。
タピオカパールを「サゴ」という地域もあり、よく似たつぶつぶの食べ物ですが、こちらは厳密にはキャッサバではなくサゴ椰子を材料にしたサゴパールのことを表します。

タピオカの色の違い

タピオカ粉をそのままタピオカパールにした場合は、天然の白いタピオカとなります。
色の違いは、製造工程で着色されているかどうか。黒いタピオカはカラメルや黒糖で着色されており、カラフルなタピオカはクチナシや紅花黄などの着色料で着色されています。
色の違いだけで、味に大きな違いはありません。


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タピオカに含まれる栄養成分って?カロリーはどのくらい?

タピオカの栄養成分

タピオカに含まれる栄養成分はどうでしょうか。

タピオカパール 100gあたりの栄養価

炭水化物 87.8 g
食物繊維 0.5 g
脂肪 0.2 g
ナトリウム 5 mg
カリウム  12 mg
カルシウム  24 mg
マグネシウム 3 mg
リン 8 mg
鉄分 0.5 mg
亜鉛 0.1 mg
銅 0.01 mg

参照元: wiki

こうしてみると、やはり原材料が芋なので炭水化物がメインであることがわかります。食物繊維が豊富なので、便秘に良いでしょう。

タピオカには毒が含まれているって本当!?

タピオカの原料であるキャッサバには『シアン化合物』という天然の有毒物質が含まれています。このシアン化合物を摂取しすぎると、めまいや嘔吐を引き起こし、最悪の場合は死に至るとも・・・

このため、食用として加工される際に丁寧に毒抜きの処理(粉砕して水にさらし、加熱して澱粉だけ取り出す)が行われています。また、品種によってもシアン化合物が含まれる量が異なり、甘味種よりも苦味種に多く含まれています。

でもご安心ください!
日本では厚生省が生のキャッサバの輸入を禁止しており、またシアン化合物の安全基準を設定して制限しているため、日本国内で販売されているタピオカ関連商品についてはシアン化合物の心配はなく、安心して食べることができます。たとえ食べ過ぎたとしても、有毒物質による健康被害の可能性は限りなく低いと言えます。

タピオカのカロリーはどのくらい?太る心配はある?

ほぼ水分でこんにゃくのようなタピオカはもしかしたら、カロリーが低いのでしょうか。それとも、原材料が芋ならば結構高カロリーなのでしょうか・・・

文部科学省による食品成分データベースによると、乾燥タピオカパールの100gのカロリーは355kcalです。
ご飯だと100gで168kcal(1膳だと140〜160g)なので、単純に「ご飯の2倍ものカロリーが含まれてる!?」と早合点してしまいそうですが、これは茹でる前のタピオカパールのカロリー。

茹でたタピオカパールは水分を含んで3〜4倍の大きさになり、1杯のタピオカティーに含まれているタピオカの量は30g程度なので単純計算すると20〜40kcal程でしょうか。びっくりするほど高カロリーというわけではありませんよね。しかし、問題はタピオカをどう調理するか、またどのように摂るかで変わってきます。

まず、タピオカは調理される際に黒糖や砂糖と一緒に調理されることが多く、これによりタピオカ自体に甘さがついて美味しくなります。また、タピオカはミルクティーやスイーツなど、甘いメニューに入れて使われるため、これらに使われるシロップや黒糖や牛乳、トッピングの果物やチョコレートなどが加わると、あっという間にカロリーが高くなってしまいます。このため、市販のタピオカミルクティーのカロリーは最低でも約350kcal以上はあるでしょう。Lサイズになると、500kcalを超えるかもしれません。

ダイエット中だけどどうしてもタピオカが食べたい方は、ミルクティーをミルク無しのストレートティーにしたり、甘さをゼロにしたり、極力ミルクや砂糖を控えたシンプルメニューをおすすめします。

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安心してタピオカを楽しもう

というわけで、正体不明のタピオカでしたが、正体はキャッサバという芋の澱粉であることがわかりました。たくさん食べても特に問題はありませんが、ダイエットしている方は砂糖やミルクを控えたメニューにしましょう。ぜひ、安心してタピオカを楽しんでくださいね!

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